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世界一やさしい問題解決の授業

読み終えました。 微妙に対象年齢が合ってないようにも見えましたが、面白くよませてもらいました。 考えて、行動することの、「考え方」をものすごく丁寧に説明してくれています。 使用されていたツール 使い方については本を参照。とてつもなく優しく解説されています。 分解の木 はい、いいえの木 課題分析シート 課題、仮説、根拠、分析・作業、情報源のマトリクスを作成して課題ごとに書く マトリックス 実行プラン(ガントチャート) ギャップ分析 評価軸 x 評価リスト 感想 普段無意識に考えていることを、一つ一つ丁寧に図示しつつ考え方の道を示してくれている感じでした。課題とどう向き合うのかを定型化してくれるので、課題に当たった時にこの本を引っ張り出してきて真似ながらすすめるだけで、ある程度の解決の方向性は掴めそうです。 ただ一つ一つ深掘りはしていないので、細かいところで詰まるかもしれませんが、それは世界一優しくない方の課題解決系の本で補完していきたいところ。

頭のいい説明「すぐできる」コツ

読み終えました。 猛スピードで読んでしまったので、これを書く際に再読しちゃっています。 もともと僕はそんなに説明が得意ではありません。 会社でも割と相手に「??」っていう表情をされることがあるため、それを解決したくて読み始めました。 内容としては新卒研修の時に倣ったものから、想定外の状況に対応するためにはどうしたらよいかまで楽しく読めました。 実践したいとは思っていますが、なかなかうまく行かないですね……頑張ります。

プロダクションレディマイクロサービス

読み終わりました。 マイクロサービスについてや、運用回りの話などがメインです。 面白かった点をいくつか紹介します。 標準化 マイクロサービスエコシステムを社内で使う以上、守らなければならない決まりを策定する必要がある。マイクロサービスは確かに自由に言語やフレームワーク、DBなどを選択することができるが、それは無秩序にやって鋳物ではない、という話。 この本でやるべきと書かれているのは、 SLAの策定 8つの原則の策定 安定性 信頼性 スケーラビリティ 耐障害性 大惨事対応 パフォーマンス 監視 ドキュメント でした。 そもそも基本的なことですが、日々の業務に追われて見落としがちなところもしっかりやれ、とのこと。 デプロイパイプライン よくあるっちゃあよくあるのですが、ちゃんと実践したいと思ったものです。 ステージでテスト ロードテスト 本番トラフィックの一部が送られてくるカナリア環境 ロードテスト すべての本番ホストにゆっくりとデプロイ ロードテスト の順で実行します。ロードテストは負荷テストで、どのパイプライン上でも実行するべきとのこと。ただ、本番で実行するときは慎重に、システムに異常が見つかったら自動的に停止できるようにすること。また、実行するのはピーク時間帯以外にするべきであるとしています。そりゃそうだ。 ドキュメント しっかりと開発と一緒に書いてね。そうですね。うまく行きづらいけれど。 アーキテクチャ図 説明 連絡先とオンコール情報 リンク オンボーディング・開発ガイド リクエストフロー、エンドポイント、依存関係 オンコールランブック FAQ を必要となったときに簡単にアクセスできるようにすること。 おわりに もっともっと良いことは大量に書いてありましたが、気になったのはこのあたりでした。面白かった。マイクロサービスでなくても、運用しているサービスに活用していきたい話は結構ありました。